2019/12/20
昨日、映画 プリキュアミラクルユニバースを観て来ましたので感想です。
概要
まずは概要です。
タイトル:プリキュアミラクルユニバース
上映日:2019年3月16日~
あらすじ
スター☆トゥインクルプリキュアのプリキュアの4人、星奈ひかる(キュアスター)羽衣ララ(キュアミルキー)天宮えれな(キュアソレイユ)香久矢まどか(キュアセレーネ)の4人が望遠鏡で星空をみていたら、突然別世界へワープ。
そこはミラクルライトを作る工場のある世界でした。
ミラクルライト職人を目指すピトンが工場でミラクルライトを作っていると、突然ミラクルライト工場が闇で覆われます。
その闇はミラクルライト工場のみならず、周りの星も飲み込み宇宙中を闇で覆うとします。
このピンチにスター☆トゥインクルプリキュアの4人だけでなく、プリキュアアラモードの6人、HUGっと!プリキュアの5人も登場。
さらには、オールスターズメモリーズでも活躍した他のプリキュア達も登場。
しかし、闇の力の前にプリキュア達は負けてしまい、スター☆トゥインクルプリキュア達プリキュアは、雲の星や、燃える火山の星などにバラバラになります。
更にプリキュア達は闇の力に負けた事で、ミラクルライト工場の星の大統領達から「偽者プリキュア」と烙印を押されてしまいプリキュア達は逮捕される事に。
謎の闇の力と、ミライクリスタル工場の人たち両方に狙われる事になった絶体絶命のプリキュア達・・・・
みどころ
メインは当然、スター☆トゥインクルプリキュアの4人です。
さらに映画オリジナルの、ミラクルライト工場ピトン、
更にサブメインとして、プリキュアアラモードの6人、HUGっとプリキュアの5人が登場、さらにハリーも活躍?
その他オールスターメモリーズでも登場した「ふたりはプリキュア」以降の全歴代プリキュアもお手伝い程度に登場します。
プリキュア好きの娘ちゃんなら絶対に楽しめる作品となっていました。
話の中心は、新しい4人のプリキュア(スター、ミルキー、ソレイユ、セレーネ)達がアラモードとHUGっと!の先輩プリキュア達に前向きになる気持ちや、連携のやり方などなどを教えて貰って成長していく話となっています。
全宇宙を消し去る勢いの敵キャラとの戦いは、弩迫力の映像、さらにスピード感もあり戦闘シーンはかなりレベルの高いものに仕上がっており見ごたえがありました。
限られた尺でオールスター系を扱うの難しさを感じた
上記の通り、プリキュア達の活躍、映像の良さ等々、良い所が大量にある作品でしたが、少しものたりない部分はストーリー面でした。
オールスター系の話はやはり難しいなあという所ですが、子供用の短い尺の映画で、主人公が実質15人、ハリーなどにも活躍する場面が与えられているため、どうしても映画オリジナルキャラ達の設定掘り下げが少なくなっており、感情移入がしずらい部分がありました。
黒幕が判明して、後は戦うだけという場面になってからはプリキュアのピンチあり逆転ありで楽しい話でしたが、前半はピトン等の唐突に出てくるけど重要キャラのストーリーに頭がついていかない感じがありました。
もう一度書きますが、映画でオールスター系の話は難しいなあと思いましたが、今回はお祭りだという感じで楽しんだ方が良いという感じでした。
そういう意味では、前回のオールスターメモリーズは55人のプリキュアに物足りなさも感じず、映画オリジナルの敵キャラも非常に感情移入が出来る(かなり感動出来る)話だったのは凄かったと改めて感じました。
今回の作品が悪いというより、前回の映画が超名作だったなーと再認識した感じです。
総括
トータルすると、娘ちゃんが楽しむには全然充分な内容でしたが、前回の映画の様に親も感動出来る名作では無いかな?というイメージでした。
まあ、前回は15周年という事で初代プリキュアを見ていた層にも楽しんでもらう事を前提に作成したという事なので仕方ないかもしれません。
というか、前回のHUGっと!より解り易い内容のスター☆トゥインクルプリキュアは、5歳の娘やそのお友達の評判は非常に良く、大人が感動出来るかは本来は関係ないので、子供用映画だと考えれば合格点かとは思いました。
まあ、お金出すのは親なので、親が楽しめるかはビジネスとして考えると大事という見方も出来るのですが・・・(笑)
いずれにしても子供は楽しめると思いますので、プリキュア好きの子供の事を考えればみせて良かった作品ではありました。
以上、こ2019年春のプリキュア映画の感想でした。