2019/12/20
2020年4月から虐待防止法が改正になる事が話題になっています。
詳しい内容については厚生労働省のHPに記載されています。
上のリンク先はほぼほぼ理解不能だと思いますので、下の(ポイント)についてを読む事をお勧めします。
さて、最も注目されている大きな改定点は
「体罰について法令化する」
だと思います。内容を簡単に言ってしまえばほぼどんな理由だろうと体罰はダメ、体罰したら法令違反という事です。
世の中の意見は賛否が分かれている様で「子供が本当に悪い事をした時にしつけの為に叩くのは仕方ないだろう」という意見が多いように感じます。
とはいえ、目黒や野田等の悪質な児童虐待について、加害者である親が「しつけのためにやった」が言い訳であった事を考えると、「しつけのため」という言い訳を許さないという今回の法改定は仕方ないのかな感じます。
理想論を言えばケースバイケースで対応するのが良いのでしょうが、そうすると児童相談所の負担が増えてしまったり、対応が遅くなるのが目に見えてくるので、現実的には難しいでしょう。
個人的な意見としては、前途の理由から今回の法改定は仕方ないとしても、子供を強く叱れない事で発生するであろう、子供のヒャッハー化を防ぐためにも、体罰禁止に併せて少年法を改定して、子供の犯罪の厳罰化をするべきなんじゃないの?って思ってます。親から子へ手を出すのを法律で禁止する代わりに、子供が悪い事した場合にはしっかり法律で裁くべきだと思います。
そんな事よりも気になるガンダムの名シーン
さて、このお話は人それぞれ考えが違うでしょうし、正直、簡単な正解は無いと思います。なのでこのお話は専門の方々にまかせて・・・・それより心配なのは体罰=犯罪となってしまった場合に、昭和のノリの体罰を題材にした過去の作品って扱いどうなるの?って事です。
特にガンダム好きのパパが気になるのはやはりこのシーン
ブライト「ベシ!(ビンタ!)」
アムロ「殴ったね…!」
ブライト「殴って何故悪いか」
ブライト「ベシ!(ビンタ2回目!)」
アムロ「ぶったね…」
アムロ「二度もぶった…!!」
アムロ「親父にもぶたれたことないのに!!!」
ブライト「それが甘ったれなんだ。殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」引用元:https://www.gundam.info/special-series/gundam-census/616.html(GUNDAM.info)
大丈夫かこのシーン?いや大丈夫じゃないだろう。昭和の時代ならブライトさんに共感したこの名シーンも、令和の時代ではアムロの完全勝利感。むしろ殴らないで天才パイロットを作り上げたティム・レイの偉大感。
まあ、このシーンは児童虐待ではなく、パワハラではあるんだけど、それでも令和の時代ではダメなもんはダメ。
という訳で、来年4月以降ガンダムが再放送されたらこんな感じになるでしょう。
令和版ガンダムはきっとこうなる
ブライト「ベシ!(モザイク)」
アムロ「ピーったね…!」
ブライト「ピーって何故悪いか」
ブライト「ベシ! (モザイク) 」
アムロ「 ピー ったね…」
アムロ「二度も ピー た…!!」
アムロ「親父にも ピー れたことないのに!!!」
ブライト「それが甘ったれなんだ。 ピー られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」
という感じになるのでしょう。万が一昭和のノリのまま放送したりしたら、大炎上間違いなしでしょうから。
まあ、ガンダムに限らずですが、巨人の星とか令和の時代ではキラヤバな感じになりそうですね。
これからは殴られなくても一人前にならないといけまません。