2019/12/20
昨日ですが、世田谷にある病院へ子供の通院帰りに、病院の近くの世田谷美術館で開催されていた、エリック・カール展へ行って来ました。
こども絵本として評価の高い「はらぺこあおむし」で有名ですが、ウチも持ち運びに便利な小さい版と、ボードブック版の2冊持っています。
エリック・カール展開催概要
エリック・カール展開催概要は以下の様になっております、詳しくはコチラの公式ページから
期間:2017.4.22 ~ 2017.7.2
開催場所:世田谷美術館
値段は以下の通り
当日券 | 前売/団体券 | |
一般 | 1,200円 | 1,000円 |
65歳以上 | 1,000円 | 800円 |
大高生 | 800円 | 600円 |
中小生 | 500円 | 300円 |
4歳の娘は無料でした。
よくよく見ると、もうすぐ終わりですね・・・・
世田谷では今週末が最後のチャンスです。
エリック・カール作品の魅力は?
「絵本の魔術師」と言われるエリック・カールさんの作品ですが、その独特な色彩感覚が有名ですね。
ウチは「えをかくかく」という絵本を持っていますが、まさにエリック・カールさんらしい独特な色あいを前面に押し出した作品です。
しかしエリック・カールさんの作品の凄い所はその色彩だけではありません。
エリック・カールさんの絵本には数を数えるなど、知育の要素も作品に加えている事も特徴です。
はらぺこあおむしの場合でも、
- くだものの名前が覚えられる
- 数を覚えられる
- 曜日を覚えられる
- あおむしが蝶々になるという性質や過程も覚えられる
これだけの事が勉強出来ます。
特に曜日はこのはらぺこあおむしで覚えた子は多いのじゃないでしょうか?
日曜日から始まり、衝撃的な土曜日を向かえ、最後に「次の日はまた日曜日」と締める事で、曜日が繰り返す事も理解出来る作りは見事だと思います。
エリック・カール展の見所は?
エリック・カール展では、非常に多くのエリック・カールの作品が展示されていました。
その数は約160点という事です。
やはり、大きい原画を近くで見れるので絵の細かい部分まで見れる所は良かったです。
また、エリック・カールさんからのあいさつ動画や、途中の解説にて明らかにされますが、エリック・カールの作品が非常に日本と関わりが深い事が解ります。
エリック・カールさんと日本との関わりは?
エリック・カールさんが日本と関わりが深い理由は代表作である「はらぺこあおむし」にありました。
穴が開いていたり、ページの大きさが違う特殊なこの絵本の出版について
アメリカでこの本を印刷・製本してくれる印刷所をみつけられずにいました。そうしたら、偕成社の当時の社長、今村廣氏が、日本でひきうけてくれるところをみつけてくれたのです。
エリック・カール スペシャルサイトから引用
とエリック・カールさんのコメントがあります。
エリック・カール展での最初のエリック・カールさんからの挨拶でも、エリック・カールさんが日本の芸術からも作品の影響を受けた事も語られています。
今後の開催予定
さて、今週末で世田谷美術館での開催は終わっていまう、エリック・カール展ですが、今後は以下の開催が予定されています。
会期:2017年 7月29日(土)〜 8月27日(日)/会場:美術館「えき」KYOTO
会期:2017年10月28日(土)〜12月10日(日)/会場:岩手県立美術館
エリック・カールさんの作品が好きな方は是非足を運んでみては如何でしょか?
エリック・カールさんは絵のデザインから、話の内容まで非常に深く考えて作品を作られているので、エリック・カール展にて作品を観る事でまた新たな発見があるかもしません。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!